2020/09/30
読書の秋
が、先月から本を読むようになりました!
まだ数える程しか読んでませんが、そのうちの一冊を先日読み終えました。
それがこちら。

原田マハ先生の『一分間だけ』。
何を読もうかなーと本屋をふらふらしてる時に目に入り、愛犬家としてこれは読んでおくべきな気がする!!と即購入。
どうやら初版発行は2007年らしい。だいぶ前の小説なんだなぁ。
しかし、時を超えて出逢えたことに感謝したい最高の一冊となりました。
なんとなくこうなるだろうなと分かって買ったのですが、とにかく泣けるシーンが多い…多すぎる。
冒頭1ページで既に目頭が熱くなり、後半は電車の中で読みましたが、こぼれ落ちる涙を周囲の人達に気づかれないように、気配を消して読んでおりました(;ω;)
改めて、犬を飼うことの素晴らしさ、難しさ、愛しさ、苦しさ…。
痛いくらいに感じました。
共感できるシーンもたくさんあったのですが、犬を飼うことによって、草木の匂いや、季節の変化、空の色。
普通に生活してたら、隣り合わせなのにゆっくり向き合うことができなかったもの達に気付かされる。
そんな描写は特に、うんうんうんうん!!!!って。
私も朝晩二回散歩に行きますが、今朝は、秋の気配の中にもまだ力強いまま青々とする木々の葉や、
ほんのりと甘い金木犀の香りが漂ってくるのを感じられました。
季節が移り変わってゆく。
そんな、当たり前のように気付いていたつもりで、見落としていたキラキラとした日常。
この子がいなかったら知らなかったかもしれないなぁ。
そんなふうに思います。
この本を読む前から思っていたけど、より強く。
うちの近所に、人も車もなかなか通らない少し長めの真っ直ぐ道があるんです。
毎日そこに差し掛かると、こちらをじっと見つめて歩く速度を落とす彼女。
私も目を大きく見開いて、口角をニッとあげて彼女とアイコンタクト。
そこからその道をだーーーーっと二人で猛ダッシュします!!
暑いのが苦手なので涼しい季節限定だけど。
口を大きく開けてニコニコしながら、飛び跳ねて走る姿が愛しいのなんの。
へへへ。愛情が溢れてきますね(笑)。
ほんっとにオススメの一冊です!
心のデトックスに是非☆
今は、同じ原田マハ先生の『旅屋おかえり』を読み始めたところです。
ただ…。
一分間だけもそうなのてすが、新冊なのに何故かぼろぼろになってしまいます(;´Д`A
私は昔から、教科書や台本もすぐぼろぼろになってしまっていて。
指に力が入ってるのかな( ̄▽ ̄;)カバーはつけてるんだけど。
今年の秋は読書の秋♪満喫します。

(食欲の秋もね笑)