2019/03/12
いや重けよごと~愛のもののふ大伴家持~
「いや重(し)けよごと~愛のもののふ大伴家持~」
に、ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました!!


何からどうお礼をお伝えしたらいいか分からない程、たくさんの方に、たくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。
今作は、万葉集を代表する歌人大伴家持の生誕1300年記念事業の公演でした。
万葉集最後の歌が詠まれた因幡(鳥取)に、時を超えて家持が蘇る!
というわけで、和泉元彌さんが大伴家持を。私はその妻、大嬢(おおいらつめ)を演じさせていただきました。
お話をいただいたときは、あまりに豪華な出演者の皆様と、大役に、私でいいんだろうか?と不安を感じた部分もありましたが、こんなチャンスはもうないかもしれない!と思い飛び込むように出演の覚悟を決めました。
時代が違えば価値観も常識も違うので、大嬢の役作りをする中では、いくつも戸惑ったり悩んだりすることがありましたが、
関係者の皆さんの背中に必死でついていきたい、この舞台を絶対成功させたいし、たくさんの人の心に響く舞台にしたい、と、ひたすらに思い続けて迎えた本番は、最高に幸せな時間になりました。
稽古初日なんかはガチガチに緊張していて、全く心に余裕はなかったけど、みなさんとっても気さくで優しくて、あっという間に仲良くなり、芝居のことを相談し合ったり、より良くするためにお互いに提案したりして、短い稽古期間でとてもいい座組になりました。
また、今回地元での公演ということもあり、家族や友人、知人、多くの方から応援をいただいていました。
プレッシャーじゃないと言えば嘘になりますが、それよりも、とにかく嬉しかった。地元の応援がこんなに心強く、また自分を高めてくれるなんて。
感謝してもしきれません。
それもあって、その期待に絶対答えたかったし、自分自身にも期待をしていました。
そして迎えた本番がどれだけ幸せだったことか。
始まるまでは、お客さん楽しんでくれるかなぁ?とドキドキしていましたが、いざ始まると、お客さんの方が、楽しむぞ!!という気合いに満ちているのを実感するシーンがいくつもあり、カーテンコールでは、名残惜しさすら感じてくださっているのを肌で感じるような拍手。
地元のコーラスの皆さんや、傘踊りの皆さんと一緒にステージを作り上げられたのも嬉しかった。
この方達のお力があったからこそ、あそこまで観客の皆様の心を惹きつけられたことは間違いありません。
ラストの合唱、傘踊りのシーンは圧巻で、梨花ホールにいたみんなの心が一つになって、幸せと平和を願っていたように思います。
幸せって気持ちが心に溢れて、涙が溢れ続けました。

和泉元彌さんと。
子供の頃から存じ上げておりましたが、本当に、すごい。すごい方です。凄すぎます。
語彙力なくてすみません…でも、ご覧になられた方ならこの気持ち、わかっていただけるかと思います…!!
優しくてかっこよくて謙虚で。関係者一同元彌さんの大ファンになってしまうのでした。

紺野美沙子さん。
大嬢のお母様である郎女(いらつめ)を演じられました。
紺野さんは、ほんっとにチャーミング!!マイペース!!紺野さんがムードメーカーとなり、この座組をまとめあげてくださっていたように思います。
私のことをあさぽんと呼んで仲良くしてくださったのも嬉し恥ずかし。。(笑)
紺野さんみたいな女性になりたい。なれないけど、なりたい。憧れの存在です。
長くなってしまった…けれど、まだまだ載せたい写真があるので、明日以降に改めます♪
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